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電球の口金サイズの見分け方|買い間違えた3本から学んだこと

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脚立の上で、電球が入らなかった

共用廊下の照明が切れた夜。
買ってきた電球を持って脚立に登り、ソケットに近づけた。
ねじ込もうとして、手が止まる。明らかに太い。というか、口の径が全然違う。
(え、電球って、同じじゃないの?)
下からタケルが見上げている。何か言いたそうな顔。
脚立を降りて、レシートを探した。買ったのは二時間前。店まで往復四十分。
その夜、廊下は暗いままだった。翌日、切れた電球を持って店に行った。今度は一発で合った。

シェアハウスで三年、切れた電球を替えた回数は数え切れない。廊下、洗面所、キッチン、各部屋。
買い間違えたのは三回。どれも、確認の仕方を知らなかったから起きた。

口金という部品の話

電球の根元にある、金属のねじ部分。ここを口金と呼ぶ。
照明器具側のソケットと噛み合う場所。ここのサイズが合わないと、物理的に取り付けられない。
サイズは、記号と数字で表される。アルファベットのEと、その後ろの数字。
数字は、ねじ部分の直径をミリで表したもの。二十六なら直径二十六ミリ。

家庭で出会うのは、実質二種類

日本の住宅で使われている口金は、ほとんどが二種類。
直径二十六ミリのものと、十七ミリのもの。
前者が一般的な照明用。後者は、小型の照明や装飾用に使われる。
この二つを見分けられれば、買い間違いの大半は防げる。

今ついている電球で、確認する

外して、根元を見る

最も確実な方法。
切れた電球を外して、根元の金属部分に数字が刻印されていないか探す。
うちの廊下の電球には、ガラスと金属の境目あたりに小さく印字されていた。目を近づけないと読めない大きさ。
スマホのカメラで撮って拡大すると読みやすい。指で触っても分からない浅い刻印がある。

硬貨を当てて、測る

刻印が見つからない、あるいは消えている場合。
十円玉の直径が、およそ二十三.五ミリ。一円玉が二十ミリ。
口金に十円玉を並べて当ててみる。口金のほうが明らかに太ければ、二十六ミリ。
一円玉より細ければ、十七ミリ。
うちはこの方法で判断している。定規を持って脚立に登るより早い。

親指と比べる

道具が何もないとき。
大人の親指の幅が、おおよそ二十ミリ前後。
口金が親指より太ければ二十六、細ければ十七。
精度は落ちるが、二択を判断するには足りる。うちの住人はこの方法で三回とも正解した。

電球を持っていくのが、一番早い

切れたものを、そのまま店へ

身も蓋もないが、これが確実。
売り場で並べて比べれば、間違えようがない。
うちは切れた電球を、袋に入れて持っていく決まりにした。割れないよう、新聞紙で包む。
店員に見せれば、その場で同じものを出してくれる。

写真だけでは、判断できない

うちの住人が、電球の写真を撮って店に行った。
写真では、サイズが分からない。横に何か基準になるものが写っていないと、大きさの見当がつかない。
撮るなら、硬貨を横に置いて一緒に撮る。それなら比較できる。
うちは今、この方法を使っている。十円玉を横に置いて撮る。

照明器具の型番から調べる

器具側に、型番が書かれたシールが貼ってあることがある。
その番号で検索すると、対応する電球の仕様が出てくる。
うちの洗面所の照明は、傘の内側にシールがあった。埃で読めなくなっていたので、拭いてから撮影した。
賃貸の備え付け照明なら、この方法が使える場面が多い。

口金以外にも、合わせるものがある

電球の全長と、傘の内寸

口金が合っても、入らないことがある。
うちで一度、口金は正しいのに、電球が長すぎて傘に収まらなかった。
傘の縁から電球の先端がはみ出して、笠の役割を果たさない。
古い電球の全長を測っておく。あるいは、傘の内側の深さを測る。
特に、電球型の蛍光灯や発光ダイオードのものは、根元が太くて長い製品がある。

ワット数の上限

照明器具には、使える電球の上限が決まっている。
器具のどこかに、その数字が書かれている。それを超える電球を付けると、熱で器具が傷む。
うちは、六十ワット相当までと書かれた器具に、それ以上のものを付けかけた。表示に気づいて止めた。
発光ダイオードの電球は、消費電力が小さい。表示されている相当という数字を見る。実際の消費電力ではなく、明るさの目安。

調光機能への対応

明るさを段階的に変えられる照明。
この器具に、調光に対応していない電球を付けると、ちらついたり、音が出たり、寿命が縮んだりする。
パッケージに、調光器対応と書かれているか確認する。
うちのリビングの照明が調光式で、非対応の電球を付けた住人がいた。じーという小さな音が鳴り続けた。

光の色を、間違えない

三種類ある

口金が合っても、色が違うと空気が変わる。
オレンジがかった暖かい色、白っぽい中間の色、青みがかった明るい色。
うちは廊下と洗面所で、色を統一していなかった時期がある。洗面所から廊下に出ると、目が慣れるまで一瞬かかった。
今は、共用部を全部同じ色に揃えている。

部屋の用途で、選び分ける

作業する場所は、白っぽい色。文字がはっきり見える。
くつろぐ場所は、暖かい色。落ち着いた雰囲気になる。
うちは、リビングを暖かい色、キッチンを白っぽい色にした。この使い分けで、住人からの不満が減った。

同じ部屋に、違う色を混ぜない

複数の電球を使う照明で、一つだけ切れたとき。
手持ちの違う色を付けると、光が濁る。
うちのキッチンの照明は三つの電球を使う。一つだけ暖かい色を付けたら、天井に色の差が出て、妙な感じになった。
切れたときのために、同じものを予備で持っておく。

賃貸で気をつけること

備え付けの照明は、勝手に交換しない

電球を替えるのは問題ない。器具そのものを交換するのは、話が別。
うちの住人が、備え付けの照明を外して自分のものに替えた。退去時に、元に戻すよう言われて、保管していた元の器具を探すことになった。
外した器具は、必ず保管する。捨てると、弁償になる。

切れた電球の費用

消耗品なので、入居者が負担するのが一般的。
ただし、入居時から切れていた場合は、貸主に伝える。
うちの住人が入居初日に洗面所の電球が切れているのに気づいて、連絡した。翌日、管理会社が交換に来た。
最初に気づいたときに伝える。時間が経つと、自分が切らしたことになる。

高い位置の照明

天井が高い部屋、あるいは吹き抜け。
脚立で届かない位置の照明は、無理をしない。
うちは階段の照明が高い位置にあって、脚立を立てても不安定だった。管理会社に相談したら、業者が交換に来てくれた。費用はかからなかった。
無理に脚立を伸ばして落ちるより、一本の電話のほうがいい。

予備の管理

場所ごとに、記録しておく

うちは共用の書類ケースに、紙を一枚入れている。
廊下、洗面所、キッチン、階段。それぞれの口金サイズと、明るさと、色。
切れたとき、その紙を見て買いに行く。脚立に登らずに済む。
三年前に書いたものが、いまも役に立っている。

予備を、一つずつ持つ

使用頻度の高い場所は、予備を用意しておく。
夜に切れると、その日は暗いまま過ごすことになる。
うちは廊下と洗面所の予備を、玄関の収納に置いている。
発光ダイオードの電球は寿命が長いので、予備が何年も出番なく眠っていることもある。それでも、あの夜のことを思うと、置いておきたい。

切れた電球の捨て方

自治体によって扱いが違う。
うちの地域は、割れないよう包んで、燃えないごみとして出す。蛍光灯タイプは別の扱いになる。
新聞紙で包んで、袋に入れる。回収する人が怪我をしないように。

先週、洗面所の電球が切れた。
リョウが脚立を持ってきて、外した電球を手のひらに載せた。根元に十円玉を並べて、写真を一枚。
「これ、二十六ですね」
彼は玄関の収納から予備を出して、そのまま取り付けた。
スイッチを入れると、白い光が洗面台を照らした。往復四十分は、もう発生しない。

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この記事を書いた人

屋根の下の知恵袋TOKYOシェアライフ

都内シェアハウス住民によるリアルな生活ハック発信中。
節約、家事、収納、コミュニティづくりまで、みんなで暮らすからこそ生まれる知恵を発信してます。

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