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冷蔵庫の裏側がむき出しで気になる時の目隠し術!放熱を止めない隠し方

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ソファでくつろぐたび、冷蔵庫の背中が目に入る

リビングでくつろごうとソファに座ると、視界の端にいつも冷蔵庫の裏側が入ってくる。黒っぽい背面パネル、束ねきれていない配線、下のほうの通気口。せっかく部屋を整えても、そこだけ生活感がむき出しだ。

都内のシェアハウスに住むMさんが、共用リビングを見回してこぼす。「対面式っぽい間取りで、冷蔵庫の裏がモロにリビングを向いてるんですよ。みんなでくつろぐ空間なのに、冷蔵庫のお尻がドンって鎮座してて。おしゃれなソファを買っても、なんか締まらないなって、ずっとモヤモヤしてました」。

冷蔵庫の裏側がむき出しで気になる。検索する人は、Mさんのように間取りの都合で背面が丸見えになって困っていることが多い。先に言う。目隠しで解決できる。ただし、放熱を止めないことが絶対条件だ。むやみに隠すと電気代が上がったり故障したりする。隠したい気持ちと、放熱という制約。この両立の仕方を、Mさんのリビングをたどりながら整理していく。

隠す前に知るべき、放熱という絶対のルール

まず、目隠しの方法に入る前に、外せない前提を押さえたい。冷蔵庫は熱を捨てながら冷やしている家電だ。

冷蔵庫は、庫内の熱を外に排出することで中を冷やしている。この捨てる熱の逃げ場をふさぐと、熱がこもって冷却効率が落ち、コンプレッサーが余計に働いて電気代が上がる。最悪の場合、故障や寿命の縮みにつながる。裏側を隠したいけど放熱を妨げると電気代を食う、という悩みは、この仕組みから来ている。

救いは、最近の冷蔵庫の放熱板が、背面ではなく本体の上部と側面に移っていることだ。昔のように背面に大きな放熱板があるわけではないので、背面の目隠しは比較的やりやすい。ただし、目隠しを背面にぴったり密着させると、それでも熱の通り道がなくなる。隠すものと冷蔵庫の間に、空気が通る隙間を残す。これが目隠しの大原則になる。

放熱を止めずに隠す、4つの方法

つっぱりパーテーションが、賃貸の王道

最も手軽で、賃貸でも使えるのが、つっぱり式のパーテーションだ。

床と天井を突っ張って立てるパーテーションなら、壁や天井に傷をつけずに設置できる。冷蔵庫の背面とリビングの間に一枚立てるだけで、むき出しの背中が視界から消える。置くだけのタイプなら、別の場所で使いたいときに簡単に移動できるのも便利だ。収納機能がついたものを選べば、掃除用品や日用品をまとめる棚も兼ねられる。

ここで放熱の原則を守る。パーテーションを冷蔵庫の背面に密着させず、少し離して立てる。冷蔵庫と目隠しの間に空気の層ができれば、熱がこもらない。見た目を隠しつつ、放熱の通り道は確保する。この距離感が肝心だ。

カウンターや背面棚で、仕切りと収納を兼ねる

もう一歩踏み込むなら、冷蔵庫の前にカウンターや背面棚を置く方法がある。

冷蔵庫とカウンターでキッチンとリビングを区切ると、生活感を隠しながら、空間にメリハリが生まれる。カウンターの中に電子レンジなどの家電や食器を収納すれば、キッチンの収納力も上がる。むき出しの背面を隠すという後ろ向きな対策が、収納と間仕切りという前向きな価値に変わる。

市販のキッチンカウンターを置いてもいいし、DIYが得意なら自作する人も多い。カフェのような空間にしたくて、カウンターや棚を少しずつ手作りした、という例もある。既製品なら手間がかからず、DIYなら好みのサイズと色に仕上げられる。どちらでも、冷蔵庫の背面と棚の間に隙間を残すことだけは忘れずに。

背面シートと100均DIYで、安く済ませる

お金をかけずに隠したいなら、安上がりな手もある。

冷蔵庫の背面隠し専用のシートやパネルが、ネットで売られている。背面に立てかけたり貼ったりして、むき出しの部分を覆う。もっと安く済ませたいなら、100円ショップの材料でのDIYだ。すのこやワイヤーネット、リメイクシートを組み合わせて、目隠しを自作する。引っ越し当初のむき出しの背面にテンションが下がって、100均の材料で隠したら見違えた、という声もある。

シートやパネルを背面に貼るタイプは、放熱面を直接ふさがないよう、特に注意したい。放熱している上部や側面は避けて、背面の見える部分だけを覆う。安く隠せる方法ほど、放熱への配慮を忘れないようにしたい。

そもそも見えない場所に置く、という配置の工夫

模様替えや引っ越しのタイミングなら、配置そのものを変える手もある。

冷蔵庫を、リビングから見えにくい場所に移す。パントリーや、キッチンの奥まった位置に置ければ、そもそも背面が生活空間から見えなくなる。キッチンに立たない限り冷蔵庫が目に入らない配置にすれば、生活感を根本からなくせる。ただし、この方法はある程度の広さと、コンセントや放熱スペースの確保が必要になる。今の間取りで動かせる範囲で、少しでもリビングから見えにくい向きに変えるだけでも、印象は変わる。

隠さず「見せる」という、もうひとつの選択肢

デザイン家電なら、無理に隠さなくていい

ここまで隠す方法を並べてきたが、発想を変える手もある。隠さずに、見せる方向だ。

最近は、正面からも側面から見てもかっこいい、デザイン性の高い冷蔵庫がある。シンプルでどんなインテリアにも調和するステンレスタイプや、レトロで味のあるモデルなら、むき出しでも様になる。生活感が出るのは、冷蔵庫そのものより、周りにごちゃごちゃ物を置いていることが原因のことも多い。

見せる方向で整えるなら、冷蔵庫まわりの色を空間と統一する、視線の高さに余計な物を置かない、配線をきれいにまとめる、といった工夫が効く。背面がむき出しでも、配線が整理されて、色がなじんでいれば、意外と気にならなくなる。隠すことに労力をかけるより、整えて見せるほうが、しっくりくる部屋もある。

むき出しの背面は、ホコリの掃除も忘れずに

背面がむき出しということは、ホコリも目立つということだ。掃除の視点も持っておきたい。

冷蔵庫の背面や側面の放熱部にホコリが積もると、熱がうまく逃げなくなって、冷却効率が落ちる。むき出しで見えている以上、ホコリがたまれば見た目にも響く。定期的に冷蔵庫を動かして、背面と隙間のホコリを掃除する。目隠しをした場合も、その裏にホコリがたまりやすいので、時々はどかして掃除したい。隠すにしても見せるにしても、放熱部を清潔に保つことが、電気代と見た目の両方を守る。

シェアハウスの共用リビングを、すっきりさせた話

Mさんの共用リビングは、結局どうなったか。

メンバーで相談して、冷蔵庫の背面とリビングの間に、収納棚を兼ねたつっぱりパーテーションを立てた。冷蔵庫からは少し離して、放熱の隙間を残した。「あのお尻が視界から消えただけで、リビングが一気に締まって見えて。しかも棚に共用の掃除用品をまとめられたから、収納も増えて一石二鳥でした」。

共用スペースだからこその工夫もあった。「みんなで使うリビングだから、生活感が出てるとなんとなく居心地が悪いんですよ。それが隠れて、しかも放熱もちゃんと考えたから電気代も変わらなくて。買った本人だけじゃなくて、全員が快適になったのが良かったです」。パーテーションの裏のホコリを掃除する係も、共用の掃除当番に加えたという。

見えてきたのは、冷蔵庫の裏側むき出しは、放熱を止めずに隠せば解決するという事実だった。つっぱりパーテーションやカウンターで、隙間を空けて目隠しする。無理に隠さず、デザイン家電として整えて見せる手もある。どちらにしても、放熱の通り道を確保することだけは外さない。ソファに座るたびに冷蔵庫の背中が目に入ってモヤモヤしたあの日から、Mさんの共用リビングは、すっきりした視界と変わらない電気代で落ち着いている。

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屋根の下の知恵袋TOKYOシェアライフ

都内シェアハウス住民によるリアルな生活ハック発信中。
節約、家事、収納、コミュニティづくりまで、みんなで暮らすからこそ生まれる知恵を発信してます。

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