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車のエアコン排水の位置はどこ?下の水たまりと車内の濡れを見分ける

夏の駐車場で、共用の車の下に、小さな水たまりができているのに気づいた住人が、ぎょっとした。「え、なんか漏れてる? 故障?」エンジンを切ったばかりの車の、助手席のあたりの真下に、ぽたり、ぽたりと水が垂れて、地面を濡らしている。

冷却水でも漏れたんじゃ

一気に不安が押し寄せた。ところが、その水を指ですくって確かめた住人が、拍子抜けした顔をした。ただの水だ。色もにおいもない。実は、これはエアコンが正常に働いている証拠だった。車のエアコンの排水は、決まった位置から車の下に垂れる仕組みで、これを知らないと、正常な排水を故障と勘違いして、慌てることになる。逆に、水が出るべき場所を知らないと、本当の異常を見逃すこともある。

目次

車の下に水たまり、故障かと慌てた

きっかけは、その車の下の水たまりだった。水が垂れているのを見て、故障を疑った。でも、その水の正体を確かめると、慌てる必要はなかった。エアコンの排水は、正常でも車の下に出る。まず、この仕組みを知る必要があった。

助手席の下から、水が垂れていた

水たまりができていたのは、車の、助手席のあたりの真下だった。エアコンをつけて走った後や、エンジンを切った後に、そこからぽたぽたと水が垂れる。(車から水が出るなんて、故障に決まってる)そう思い込んで、血の気が引いた。冷却水や、何か大事な液体が漏れているのではないか、と。ところが、垂れている水を確かめると、透明で、においもない。ただの水だった。色のついた液体や、油のようなものなら、確かに異常のサインだが、透明な水は違う。この、助手席の下から垂れる透明な水こそ、エアコンが正常に働いている証だった。水が出る位置と、水の正体。この二つを確かめれば、慌てなくて済む。

正常な排水を、故障と勘違いしていた

車の下に水が垂れているのを見て、故障と決めつけるのは、よくある勘違いだ。でも、エアコンを使えば、車の下に水が出るのは、むしろ正常なことだ。エアコンは、車内の空気を冷やす過程で、水を発生させる。その水を、車の外に排出する仕組みになっている。だから、エアコンを使った後に、車の下に水たまりができるのは、当たり前の現象だ。これを故障と勘違いして、慌てて修理に駆け込むのは、早合点だ。まず、その水が、エアコンの正常な排水なのかを見極めたい。正常な排水を、異常と取り違えないこと。ここを知っておくだけで、無用な心配をせずに済む。透明な水の水たまりは、たいてい、エアコンが正しく働いている印なのだ。

エアコンの水は、ドレンホースから車の下に出る

なぜエアコンを使うと、車の下に水が出るのか。それは、エアコンが作った水を、ドレンホースという管を通して、車の外に出しているからだ。ここは言い切る。車の下の水は、エアコンの正常な排水だ。

冷やす過程で、水滴が生まれる

エアコンが車内を冷やす時、空気中の水分が、冷やされて水滴になる。冷たいコップの表面に、水滴がつくのと同じ原理だ。エアコンの中の、冷やす部分に、この水滴がたくさんつく。冷房を使うほど、この水はどんどん発生する。だから、エアコンを使えば、必ず水が生まれる。この生まれた水を、どこかに排出しなければ、車内にたまってしまう。エアコンは、車内を冷やすと同時に、必ず水を作り出す装置だ。その水の行き先が、問題になる。冷やすことと、水が生まれることは、切り離せない。この水を、うまく車の外へ逃がす仕組みが、必要になる。水滴は、冷房の副産物だ。

ドレンホースが、その水を外へ逃がす

エアコンが作った水を、車の外へ逃がすのが、ドレンホースという管だ。エアコンの、冷やす部分の下に、この排水用の管がつながっていて、生まれた水を集めて、車の下へと流す。ドレンホースの出口は、たいてい、車の下、助手席のあたりの底面にある。だから、その位置から、水がぽたぽたと垂れる。あの、助手席の下の水たまりは、このドレンホースから排出された水だった。エアコンの水は、このドレンホースを通って、決まった位置から、車の下に出る。これが、正常な排水の仕組みだ。ドレンホースが、車内に水がたまらないよう、外へ逃がしてくれている。水が車の下に出るのは、この管が、ちゃんと働いている証拠なのだ。

車内が濡れるなら、それは詰まりのサイン

車の下に水が出るのは正常だ。でも、逆に、車内が濡れる場合は、話が別だ。それは、ドレンホースが詰まっているサインかもしれない。ここが、正常と異常の分かれ目だ。

足元が濡れるのは、水の行き場がないから

エアコンをつけているのに、車の下に水が出ず、代わりに、助手席の足元が濡れてくる。これは、異常のサインだ。ドレンホースが詰まって、エアコンが作った水が、車の外へ流れられなくなっている。行き場を失った水が、あふれて、車内に逆流してくる。その結果、助手席の足元が、じわじわと濡れる。(なんで車の中が濡れるんだ)これは、水が正常に排出されていない証拠だ。車の下に水が出るのが正常なら、車内が濡れるのは異常。水の出る場所が、正常か異常かを分ける。足元が濡れたら、ドレンホースの詰まりを疑いたい。水が、出るべき場所から出ていない。これが、トラブルの合図だ。

ドレンホースの詰まりが、逆流を招く

なぜドレンホースが詰まるのか。それは、管の中に、ほこりや、ゴミ、虫などが入り込んで、水の通り道を塞いでしまうからだ。ドレンホースは、車の下に開いた管だから、外から異物が入りやすい。詰まると、エアコンが作った水が流れられず、管の手前にたまる。たまった水が、あふれて、車内へ逆流する。これが、足元が濡れる原因だ。ドレンホースの詰まりは、放っておくと、車内が水浸しになったり、湿気でカビや嫌なにおいが発生したりする。だから、足元が濡れる、車の下に水が出ない、といったサインに気づいたら、ドレンホースの詰まりを疑い、対処したい。詰まりが、逆流というトラブルを招く。管の詰まりを、見逃さないことだ。

詰まったときは、ホースの出口を確かめる

ドレンホースの詰まりが疑われたら、どうするか。まず、ホースの出口を確かめて、詰まりを解消できるか見てみたい。位置を知っておくと、確認しやすい。

車の下の出口を、のぞいて見る

ドレンホースの出口は、車の下、助手席のあたりの底面にある。詰まりが疑われたら、まず、この出口を確かめたい。車の下をのぞいて、ホースの先を探す。出口に、ゴミや虫が詰まっていないか、目で見て確認する。もし、出口付近に異物が見えるなら、それを取り除くことで、詰まりが解消することもある。ホースの出口の位置を知っておけば、こうした確認がしやすい。車の下の、助手席あたり、と覚えておくと、いざという時に探せる。まず、出口をのぞいて、詰まりの様子を見る。目に見える詰まりなら、取り除ける場合もある。ホースの位置の把握が、詰まりの確認の、第一歩になる。

無理に触らず、整備に任せる判断も

ただし、ドレンホースの詰まりを、自分で解消しようとするのは、慎重になりたい。ホースの奥の詰まりは、目に見えず、無理に何かを突っ込むと、かえってホースを傷めたり、他の部分を壊したりする恐れがある。出口の目に見える異物を取り除く程度ならともかく、奥の詰まりや、原因がはっきりしない場合は、無理をせず、車の整備を専門にする人に任せる判断も大事だ。素人が下手にいじって、状態を悪化させるより、確実に直してもらうほうがいい。特に、車の構造に詳しくないなら、無理な自己流の対処は避けたい。目に見える範囲を確かめて、それで解決しないなら、専門家に相談する。自分でやる範囲と、任せる範囲を、見極めたい。

水漏れと勘違いしやすい、他のケースもある

車の下の水を、エアコンの排水と正しく見分けるには、他の液体との違いも知っておきたい。すべての水たまりが、エアコンの排水とは限らない。

色やにおいのある液体は、別の異常

車の下に垂れているのが、透明でにおいのない水なら、たいていエアコンの排水だ。でも、色のついた液体や、においのある液体なら、話が別だ。緑や赤、オレンジといった色のついた液体は、冷却水や、その他の車の重要な液体が漏れているサインかもしれない。油のような、ぬるっとした液体も、エンジンオイルなどの漏れの可能性がある。これらは、エアコンの排水とは違う、本当の異常だ。だから、車の下の液体を見つけたら、それが透明な水なのか、色やにおいのある液体なのかを、確かめたい。透明な水ならエアコンの排水で心配ないが、色やにおいがあれば、別の異常を疑う。液体の色とにおいが、正常か異常かを見分ける手がかりになる。

水の量や場所で、原因を見分ける

水たまりの、量や場所も、原因を見分ける手がかりになる。エアコンの排水なら、助手席あたりの下に、エアコンを使った時に出る。この位置と、タイミングが合えば、エアコンの排水の可能性が高い。一方、エアコンを使っていないのに水が出る、量が異常に多い、位置が違う、といった場合は、別の原因を疑う。雨の後なら、単に車についた雨水が垂れているだけのこともある。水の量、出る場所、出るタイミング。これらを合わせて見ると、その水が、エアコンの正常な排水なのか、何か別の原因なのかを、見分けやすい。正常な排水の特徴を知っておけば、それ以外のケースに気づける。位置とタイミングが、判断の鍵だ。

結局、排水の位置を知れば慌てず見分けられる

車のエアコンの排水の位置はどこか。突き詰めて分かったのは、エアコンの水は、ドレンホースを通って、助手席あたりの車の下から垂れるのが正常だ、ということだった。透明な水が車の下に出るのは、エアコンがちゃんと働いている証拠で、慌てる必要はない。逆に、車内の足元が濡れるなら、ドレンホースの詰まりで水が逆流しているサインだ。詰まりが疑われたら、ホースの出口を確かめ、無理なら整備に任せる。色やにおいのある液体は、エアコンとは別の異常だから、水の色とにおい、量、場所で見分ける。排水の位置と仕組みを知れば、慌てず、正常か異常かを見分けられる。

車の下は正常、車内が濡れたら詰まりを疑う

あの日、車の下の水たまりを見て慌てた住人は、その水が透明でにおいのない、エアコンの正常な排水だと分かって、胸をなでおろした。故障ではなかったのだ。助手席あたりの下から、ぽたぽたと垂れる水は、エアコンが車内を冷やして生まれた水を、ドレンホースが外へ逃がしている証拠だった。車が壊れたと思った、あの不安は、排水の仕組みを知ることで、あっけなく晴れた。車のエアコンの水は、車の下に出るのが正常。もし、車内の足元が濡れてきたら、それはドレンホースの詰まりを疑うサイン。この、正常と異常の見分け方を知っておけば、車の下の水たまりに、いちいち慌てなくて済む。透明な水が車の下に垂れているなら、それはむしろ、エアコンが元気に働いている印だ。水の出る場所と、その正体を見極める。それだけで、故障の勘違いも、本当の異常の見逃しも、どちらも避けられる。排水の位置を知ることが、落ち着いて車と付き合う、第一歩だった。

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屋根の下の知恵袋TOKYOシェアライフ

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